株式会社日本データ (東京都北区/代表取締役 谷口朋行) は、同社がISP事業の一環として展開をしている「DAWN WebService」および次期事業でのドメイン提供価格をより安定した価格で提供する事を目的として、ICANN(*1)メンバーである米国eNOM社とのドメインレジストラ契約の締結を完了したことを発表いたします。
今回の契約締結により、「DAWN WebService」などで行われている海外ドメイン取得費用の大幅な値下げを実現化すると共に、次期プロジェクトでのリリースとなるコンシューマ向けサービスへの対応を含め、サービスの向上とコストダウンをユーザーへ向けて提供を開始する準備が整いました。
また、「DAWN WebService」ではすでに実現されているサービスの国際化対応およびドメイン提供サービスのワールドワイドでの展開を推進し、日本国内だけではなく、各国の拠点を最大限活用したネットワークソリューションおよびネットワークサービスの展開を行うと共に、2005年に提示した当社のビジネスコンセプトである、「ストラテジックドメイン」および、「コーポレートディスクリミネーション」という2つのコンセプトを推進してゆきます。
今後、エンタープライズ系事業だけではなく、コンシューマ市場への進出も含め、より質が高く安心して利用できるサービスを目指しますので、皆様方のご支援をよろしくお願いいたします。
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ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)とは、インターネットで利用される、IPアドレスやドメイン名、ポート番号などのアドレス資源の標準化や割当を行っている世界的な民間の非営利組織です。この組織の前身はIANA(Internet Assigned Number Authority)という組織でしたが、1998年のICANN設立と同時にアドレス資源の管理がICANNに移管されました。eNOM社はこのICANNから公式に認定されたレジストラ(ドメイン登録時業者)であり、世界的な規模で事業を展開しています。また当社がICANNメンバーへの申請を行う事は現時点では検討されていません。
2005年11月16日
株式会社日本データ
グループ統括管理事務局
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